前回 購入した PC パーツが届きました。 PC を組み立てて Linux 環境を整えます。

贅沢最高!

準備

少し買い物をします。

新環境構築

届いたのはダンボール 2 箱で、一方には PC ケースが、もう一方にはパーツ類が入っています。どちらも電子レンジより軽い! 気軽に所有できそうです。

PC 組み立て・起動

組み立て手順は ドスパラの組み立てマニュアル に従いました。細かい方法は製品付属の説明書を参照します。あらゆる過程で引っかかったので、組み立てだけで 5 時間以上かかりました。

絶望ポイントを抜粋します:

  1. CPU 装着の向きが分からない
  2. CPU ファンの固定台がマザーボードに取り付けられない
  3. M.2 SSD 装着のための精密ドライバが無い
  4. GPU とマザーボードの接続方法が分からない
  5. 配線のやり方が分からない
  6. 電源が付かない
  7. 映像が出ない
  8. Bluetooth が繋がらない
対策
  1. 持ち上げた蓋の方に印がありました。
  2. 台の足を広げれば良かったです。
  3. 大きなドライバで M.2 SSD を装着しました。ネジ穴を潰しそうになりました。
  4. ケースへの取り付けとマザーボードへの取り付けが同時でした。
  5. 電源から各パーツにケーブルを繋ぐだけでした。
  6. フロントパネルの電源ボタンを押していませんでした。
  7. GPU を取り外すと映像が出ました。また BIOS を更新すると GPU から映像を出せるようになりました。謎です。
  8. マザーボード付属のアンテナを付けていませんでした。

ずいぶん苦労しましたが、次からはスムーズになると思います。

BIOS の設定

起動後、 BIOS を更新・設定変更します。

NixOS のセットアップ

主なリソース

公式マニュアルや Youtube が詳しいので、インストールまではあまり困りません。 /etc/nixos/configuration.nix を編集し、 OS の設定をします。

主な設定

ベター Ubuntu のつもりで無難に設定しましたが、中々思い通りにはなりません。たとえば Kitty ターミナルで日本語入力するには、 fcitx5 を有効にする必要がありますが、まだ成功していません。

2023-02-neofetch.png
Figure 1: neofetch

SSD の破損

3D ゲームをプレイしていたら、 SSD が二度と起動しなくなりました。 2 回 NixOS をインストールすることになるとは……! 10 日ぐらい設定に忙殺されて、まともに眠れませんでした。

開発環境構築

NixOS には独自の制限があり、整備されたレール以外は途端に難しくなります。たとえばグローバルインストールは基本できませんし、ライブラリのリンクには shell.nixdefault.nix が必要です。

まずは制限を把握するところからですね。現在は、急場凌ぎで以下の環境を使用しています。

まとめ

さすが高スペック PC, ビルドが速い! 1 日が 24.5 時間になったかのようです。エディタの起動すら高速になりました。モニタを買い足せば、もっと快適になるでしょう。

MBP がクラムシェルから解放されました。 iPad は便利ですが、 mac はさらに便利です。 mac を手に入れ直したような気分にもなりました。

さらに 15 インチのサブモニタ、および Kindle Scribe をアームで宙に置いています。贅沢のカンストが見えてきました。