背景

Rebuild #378 で触れられていた BOOX Palma を購入してしまいました。動画再生すらできてしまう新世代の E-Ink 端末という印象です。

E-Ink は目に優しいのか?

E-Ink 端末はフロントライトを採用します。フロントライトは E-Ink よりもユーザに向かって手前にあり、反射光をユーザに見せる仕組みらしいです。これならリビングの光と同じ……?

 E-Ink     Front light         Eye
 .           |
 . <------- *|
 . ----------+-----------------> o
 .           |

逆にバックライト方式では液晶の透過光が目に届くため、目が疲れやすいとか。 E-Ink と眼精疲労の関係を調べた論文もあるようなので、暇があれば読んでみます。

BOOX Palma の主なスペック

音声再生やテキストの表示アプリとしては十分な性能です。

項目
画面サイズ 6.13 インチ (横 1 : 縦 2)
解像度 824x1,648 (300 dpi)
ROM 128 GB
RAM 6 GB
重量 170g
バッテリー 3950 mAh
防水 無し

※ Wifi のみ

使用感

ハード面

バッテリー以外は問題無さそうです。

項目 一言
バッテリー 5 時間持つ (らしい)
画像表示 縮小されて汚い
スピーカー 長時間聴くには堪えない
キーボード接続 TODO
Bluetooth 接続 Shokz の物理ボタンが動作する ※

※ ただしソフトが再生切り替えボタンに対応していない?

メディア

テキストには強いのですが、音声関連はイマイチでした。

項目 一言
IME gboard でフリック入力
読み上げ やりにくい (Talkback)
音声入力 TODO

アプリケーション

読み上げは快適ではなかったため、テキストに専念しました。特に einkbro のおかげで快適にブラウジングできるようになり、活用の幅が広がりました。

用途 使用アプリ
Web ブラウジング einkbro
Web 小説 巻丸3
epub Boox Reader
Kindle Kindle
Termux Termux

感想

とにかくナビゲーションが軽快で、文字の表示も美しいです。 Web 記事や小説類は、すべてこの端末で読むことになりそうです。

スピーカーは良くありません。読み上げもやりづらく、テキスト表示の専用デバイスとして使うことにします。動画や音声には iPad を使います。