背景

去年の 8 月に Keyball 44 組み立て をし、分割キーボードを導入しました。今回は経過を紹介します。

2023-08-keyball44.jpg

経過

1. 44 キー操作

まず Keyball 44 のデフォルトマップを習得しました。

レイヤ 0

アルファベットがレイヤ 0 に配置されています。有名なタイピングゲーム『寿司打』にて打鍵を練習しました。無刻印キーボードの利用は初めてで、刻印付きのキーボードを見てキーの位置を確認していました。

キーボードが左右で分割されるため、どのキーをどの指で操作すべきが明確でした。そのため初めてブラインドタッチを習得できました。

レイヤ 1

矢印キーやマウスキーがレイヤ 1 に配置されています。 PageUp/PageDown や function キーもあり、ブラウジングする中でキー配置を記憶しました。

WM の操作のため装飾キーの位置も暗記しました。装飾キーは全レイヤで共通の位置に配置してあります。

レイヤ 2

数値キーと記号キーが配置されており、情報量が多いです。数値キーはテンキーと同じ形のため入力が簡単です。しかし、記号キーはややランダムな配置が多く、 Shift + 数値キーの形で入力するものもあります。しばらくプログラミングが苦痛になる時期もありました。

2. 34 キー操作 (独自マッピング)

44 キー操作に慣れて半年も立つと、意外と冗長なマッピングに気が付きました。たとえば十字キーが 2 セットあるのは無駄です。さらにキー数を削減する方向で考えました。

修飾キー: Shift, Alt, Win

修飾キーは、 Shift のようにキーボードの端にあることが多いです。付近のキー、たとえば z の長押しが Shift になるようにキー設定することで、キー数を削減できました。

記号キー: ESC, Tab, ', \, _

記号キーはレイヤ 1, レイヤ 2 に仕込みました。やや操作感が変化しますが、慣れればどうということもありません。むしろ手首の移動が減った分、ブラインドタッチが簡単になりました。

その他: ESC, DEL

これらもレイヤ 1 に仕込みました。それでもまだキーが余るほどです。もっとも親指キーを使いたいので、キー数を 34 から削減する予定はありません。

まとめ

効果

キー数を削減したことにより、ブラインドタッチが容易になりました。タイピング速度が向上したのか、『寿司打』の『高級コース』にて 2 万点を達成できました。

またキーボード操作に程良いアクション性が生まれ、レイヤ切り替えなどを駆使した PC 操作は以前よりも楽しくなったと思います。大満足です。

今後の展望

Keyball の次のコンテンツを探しています。

ポインティングデバイスが付属している意味で、案外 Master Forge もアリかもしれません。