書籍
良かった本の感想を述べます。
すごいHaskellたのしく学ぼう!
いわゆる『すごい H 本』です。文法を吸収できました。この本は『最も簡単』と言われますが、 Applicative
などは十分難しいと思います。じっくりと、あるいは飛ばしながら読みました。
似た本の プログラミング Haskell 第2版 も好評です。
読後は AtCoder Beginners Selection が解けるようになりました。 ABC (AtCoder Beginner Contest) にも参加していきます。
【電子版単体】Haskellで戦う競技プログラミング 第2版
ABC の B 問題でリストを使うとしばしば TLE (実行時間超過) します。そこで本書で vector
パッケージの使い方を押さえました。正確評価や boxing についても教えてくれて、非常に良かったです。
説明されていない内容としては、
Array
の基本や遅延評価を生かした DP などがあります。
著者ブログも良くて、一部リンクすると:
- 技術書典7に、Haskellで競技プログラミングをやる本を出します
- Haskell で高速なプログラムを書くときに注意すること
- HaskellでAtCoderに参戦して水色になった
- AtCoderで青色になった
- Haskellのscan系関数を使いこなす
- Haskell でのデバッグ手法あれこれ
- QuickCheckで競プロ用Haskellコードをデバッグする
競技プログラミングの鉄則 アルゴリズム力と思考力を高める77の技術
難度調整が絶妙な問題集です。手数を増やしつつ問題を解いていきます。つまづいた時は haskell-jp で質問できます。
余裕があれば、同著者の作成した 競プロ典型90問 などにも取り組んでみます。